農的な生き方に目覚める

 

 生き方を変え、病気を自分で治すと決めた時から、食べ物を自分で栽培しようと決めました。

 

川口由一さんの「自然農」に出会い、当時の住まいの三重県津市で田畑を借りて、自給自足の生活を始めました。

 

2009年2月の事です。

 

それから農的な生き方は私の人生の基盤になっています。

 

放浪で一旦田畑を手放しましたが、落ち着いた浜松でも小さいですが田畑をしています。

 

 

 田畑は私に「子ども心」を取り戻させてくれた場所です。

 

これからも多分ずっと続けて行くでしょう。

 

 

 2013年の夏です。

 

田んぼの作業が終わって、暗くなるまでずっと田んぼに佇んでいました。

 

すると、身体が溶けて行って外と内の境目が無くなって行ったのです。

 

そして、内側からこみ上げてくる、何とも言えない幸福感。

 

涙が流れてきました。

 

宇宙と一体になった瞬間でした。

 

その体験から今の畑を「あめつち菜園」と名付けました。