症例②難聴・メニエール病

 

 難聴・メニエール・ダルさなど(50代女性)

 

この方は子どもの時から体調を崩した時にはクスリを使われ、

ま右の耳の難聴がありました。

 

初診時は右の難聴と左も聴こえにくく、身体がだるく、頭がボォ~ッとしていて会話がしっかり出来ない状態でした。

 

全身を触診すると、まず側頭部(こめかみ)に浮腫みがあり、浮腫みが無くなると、

その奥から硬いシコリが出てきました。

また、首から肩、背中にかけてのシコリ。

 

耳の中も硬く、指を入れると、グチャグチャト詰まっているのが分かりました。

 

腹部は胃、肝臓に抵抗がみられ、大動脈、下大静脈、上行結腸、S状結腸に

硬化がみられました。

 

全体的にも硬く、これは生まれつきの体質なのだろうと思います。

 

(これは現代医学には分かりません。

身体にここまで繊細に触れないからです。

 

「体質=身体の硬さ」と言う視点があれば、子どもの時なら体質改善は

早く出来るのです!

早く、これが当たり前になる世の中になって欲しい!)

 

 

腹部と耳、側頭部~首、肩を中心に全身も含めた施術を、

隔週で月2回1年半ほど継続しました。

 

その結果、両耳の聴こえはかなり改善され、頭もスッキリし、ダルさや眩暈も

なくなり、日常生活が問題なく送れるようになりました。

 

20年以上、耳鳴りや難聴に悩まされて来ましたが、良くなって大変

喜ばれました。

 

この方は食事は厳密には行っていませんが、1日2食を基本として、

なるべく悪いものは摂らない様に気を付けてもらいました。

 

この方の特長として、感謝の気持ちが強かったのがあります。

良くなってることに自然と意識が向いていました。

 

心の持ち様は身体に影響するのです。

 

施術の前後で私に深々と頭を下げてお辞儀される姿が、

今でも印象に残っています。